アレルギー科

アレルギー科とは

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アレルゲン(抗原:アレルギーの原因となる物質)によって引き起こされる、目、鼻、耳、気管支などに現れる様々な症状(アレルギー症状)について、診察・検査・治療を行うのがアレルギー科です。

当院では気管支喘息やアレルギー性鼻炎、花粉症などに対する治療を行います。
またスギ花粉症やダニアレルギーの症状を和らげる舌下免疫療法にも対応しているため、ご相談ください。

検査としては、アレルギー体質の有無を確認する血液検査(IgE抗体検査)、アレルゲンを特定させる皮膚テスト(スクラッチテスト)、呼吸機能検査(スパイロメータ)や呼吸抵抗測定器モストグラフ検査、呼気一酸化窒素(NO)測定を行うことが可能です。

このような症状はご相談ください(例)

  • 長引く咳
  • ゼーゼーヒューヒュー
  • 鼻水・鼻づまり
  • 目のかゆみ
  • 皮膚にかゆみ
  • 湿疹 など

主なアレルギー疾患

  • 長引く咳
  • 喘息
  • 花粉症
  • アレルギー性鼻炎
  • アレルギー性結膜炎
  • じんましん
  • アトピー性皮膚炎
  • 副鼻腔炎
  • アナフィラキシーショック など

舌下免疫療法

舌下免疫療法とは、アレルギー反応を引き起こす原因の物質(アレルゲン)を体内に少量ずつ投与し、徐々に増やしていきながら、長期間投与を続けていく治療法で、継続する事で、症状の軽減や体質改善を図ることを目的としています。

舌下免疫療法による治療が勧められる方

  • ダニもしくはスギ花粉によるアレルギー症状が強く、薬物療法のみでは症状が治まりにくい方
  • 薬の副作用(眠気)などがひどい方
  • アレルギー症状をできるだけ改善したい方 など

舌下免疫療法のフローの概略

①診察
舌下免疫療法をご希望の方は一度ご来院ください。診察時にダニやスギ花粉のアレルギー検査(血液検査)を実施して、適応条件を満たしているかを診断いたします。
後日結果をもとに舌下免疫療法開始日を決めていきます。
②舌下免疫療法スタート
初めての治療(ミティキュアまたはシダキュアの投与)は院内で行います。投与後は、何らかのアレルギー反応が現れる可能性がありますので、30分程度院内で待機していただきます。2回目以降は、ご自宅で服薬いただきます。
③【増量期】
錠剤に含まれるアレルゲンの量を徐々に増やしていって、体をアレルゲンに慣れさせていく時期となります。
④【維持期】
増量期以降については、治療が終了するまで、一定の分量のアレルゲンを含んだ錠剤の服薬を継続していきます。1日1回の服薬を続けながら、通院については月1回のペースとなります。

注意点

  • 当院では7歳~65歳の方を対象に加療を行います。
  • 診察および処方は小児の方も含め内科診察ブースで行うため、診療時間帯は平日午前中となりますのでご注意ください。
  • スギ花粉による舌下免疫療法は、開始時期が限定されています。
    (飛散時期が過ぎた6~11月の間に行います。)
  • ダニについては、開始時期に制限はありません。
  • ダニとスギ花粉の両方にアレルギーがある方は、まずはどちらかを選択して治療を開始します。1剤目の症状が安定してから2剤目を開始する必要があります。最低でも1か月以上は空けることが望ましいとされています。
  • 舌下免疫療法はすべての方に治療効果が期待できるわけではなく、治験の結果では2割の方が完治し、6割の方に症状改善が見られましたが、残り2割の方には効果が現れませんでした。 症状に対して即効性のある治療というわけではなく、長期にわたって治療の継続が必要になります。
  • 少なくとも月1回程度の通院が必要です。
  • 最低3年以上の継続通院が必要になります。
  • 妊娠・授乳中の方、重度の気管支喘息の持病がある場合や悪性腫瘍、自己免疫疾患、免疫不全などに罹患されている方などには適応できません。

舌下免疫療法の詳細は、下記サイトをご覧ください。
トリーさんのアレルゲン免疫療法ナビ

みらいえ こどもと家族のクリニック
クリニック名
みらいえ こどもと家族のクリニック
院長名
野口 哲平
副院長名
野口 理絵
診療内容
小児科 小児ひふ科
アレルギー科 呼吸器内科 内科
住所
〒410-0055 沼津市高島本町8-29
TEL
055-924-1111
診療時間 日・祝
小児科・小児ひふ科
8:30~12:00
14:00~17:30
健診・予防接種
9:00~17:00
(予約優先)
内科・呼吸器内科・
アレルギー科

8:30~12:00
ご予約
原則予約制
休診日
小児科 日曜・祝日
内科  土曜・日曜・祝日
055-924-1111 Web予約